君と僕の物語
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外出許可をもらってお気に入りの美容室にいく。
「綺麗な髪なのに勿体ない!本当に切るんですか…?」
私の意志は変わらない。
…でも本当は怖いのよ。
彼が私のことを好きになってくれるかもしれない、ほんの少しの希望も消えるから。
「………お願いします。」
さよなら。
彼の好きな自慢の髪。
さよなら。
私の恋心よ。
短くなった髪を見て、また涙が出た。
彼への想いは切り捨てられなかった。
(切った後の)
(少しの後悔と喪失感。)
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