恋愛 詩 2

□君
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  君と

桜並木を
二人で歩いた。
そこは二人だけの世界だった。
僕はあの春の日を
絶対に忘れない。
ずっと君が好きだった。
でも、
色んな人に告白される君に
僕は告白することができなかった。
でも、ある日噂を聞いたんだ。
君が僕の事好きっていう噂を。
嘘だと思った。
でも、僕は後悔だけはしたくなかった。
あの日僕は君に言ったよね?
「ねぇ、付き合ってみない?」
君には軽く聞こえたかもしれないけど、
僕は本気だったんだ。
素直に気持ちは伝えられないけど、
ちょっとでも、
僕の気持ちを分かって欲しくて。
君はどう思ってたのかな?
あの日以来
僕は君の顔を見ることができなくなっていた。
でも、少しでも分かってもらえていたら
僕には十分だよ。

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