初恋

□家に来た!?
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「いいよ、入って。」
「お邪魔しま〜す」

「造りは同じだな。」
「同じマンションだからね。」
「なぁ、佐野。俺らさ、紛らわしいからさ。
下の前で呼ばない?」
「いきなり!?」
「いいじゃん別に。
北川もいいよな?」
「い、いいけど。」
私は内心結構ビックリしていた。
「じゃ、恭と由佳と蓮ってことで。
よろしく。」
こうして、私たちはしたの名前で呼び合うこととなった。
 

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