MAGIC
□しりとり
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「リドル、しりとりしよ!」
「用があるって……それだけ?」
「け、険しい顔しないでよ。でもさほら!課題教えてじゃーないんだよ!ね?凄くね?」
「ね?じゃないよ。僕は忙しいんだ。」
「談話室で本読んでるだけじゃないスか。仕方ないから読みながらでもいいよ。」
「呼んでおいてその言いぐさは何だい?」
「いや?私はずっとここに居ただけで……呼んでないけど?」
「奴隷2号が、ナコが呼んでいると言いに来たんだけど。」
「どれーにごお?」
「オリオン。」
「『ん』」
「……あ。」
「オッシャァアア!!リドルに勝ったぁああああああ!!!」
「……ちょっと待った。君は僕を本当に呼んでいないの?」
「ふっふっふ、そんなの、勝つための―――あ。」
「………ん?(ニコッ)」
このあとナコは、リドルの実験台としてお手製薬品を「君の頭が治るかもよ?」
と口に無理矢理ねじ込まれました。
幸い体に異常は来しませんでしたが、恐怖を植え付けられました。
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実はしりとり
成り立ってるというw
なんやかんやで
付き合うリドル氏。
代償は大きいけど。