雪ノ中 紅イ薔薇

□玖ノ型
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「まぁ、そんな感じで。ハル、案内頼む」
「………どうやったらそうなる」

俺は取り敢えずハルに今夜のことを話した。
今夜はルティを殺すときである。

「…いや。早いとこ殺さないと決意が揺らぐんだよ」
「………俺達はどうすれば良い」
「少し話をさせて欲しい。確かめたいことがある」
「……あぁ」

ハルはそう言うと、レンにそれを伝えにいく。

…結構、俺は気丈に振舞っていた。
その分、内心は緊張しまくりで…。

「クソッ……」


今夜だってのに、大丈夫か…?










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