雪ノ中 紅イ薔薇
□肆ノ型
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そしてカナタは更に解放する。
「漆ノ型、漆獄刀ッ!」
「チッ!」
漆段階になると急激にスピードがあがる。
ハルはそれについてくるのがやっとのようだった。
「どうした、今は防ぐ一方だな…ッ!」
「…戦闘中に喋ると舌を噛むぞ」
「忠告ありがとう、っと!」
俺は一旦、攻撃をやめ、距離をとる。
早いところ、決着をつけよう…。
「捌ノ型、捌銅刀ッッ!!」
衝撃派が周りに生まれる。
ハルはそれ上手く避け、俺に切りかかる。
だが俺は刀を振り、ハルを弾き飛ばした。
†