雪ノ中 紅イ薔薇

□陸ノ型
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「ってことで5人目の生命大使Sクラス入りの、カナタ君」

専用の部屋に入ると、そこには4人が騒いだりしていた。
だがその内の一人であるハルは静かに本を読んでいた。

今は担当のセルク先生に紹介されてるところだ。

「……」
「……」

俺とハルは目線を合わせ、またゆっくり逸らした。

――この中でノアとレインの殺害を知るのは二人だけなのだ。

「では、まずレンさんから紹介を」

そう言って先生は部屋を出て行く。

…俺は人との関わりが嫌いなのに。
それでも昔よりはよくなったと思うが…。

「私はレン。このSクラスのリーダー。よろしくね、カナタ」

俺の前にレンと言う少女が立つ。

その隣にみんなが一斉に並ぶ。
……と言ってもハルだけ遅かったが。

「私はレイ。レンの双子の妹。よろしくね」









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