...inaire book...
□バレンタインは抹茶の人でww
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食堂。
「はいっ緑川くん」
基山ヒロトこと俺は現在苛ついている。
今日はみんなが騒がしい。
今日は何の日かって?アレだよアレ。バレンタインさ。
だから女子マネがみんなにチョコをあげてるのさ。まあ、俺ももらったけど…。
俺の事は置いといて問題はリュウジ。
女子マネにチョコ貰ってデレデレしてる。リュウジは俺の嫁なのに。
ムカつく…ムカつく。いわゆる嫉妬ってやつ?
イライラしてしょうがない。
「さぁぁぁまた練しゅu「消灯時間だ(監督)」みんな寝ようぜ」
守がまた何か言ってる。守は俺のは・つ・こ・い・の・ひ・と・★
それはいいとして、もう寝る時間だからみんな各部屋に行くよね
チャンスだ
「リュウジ…」
みんなが立ち去る中俺はリュウジを呼び止めた。
「?」
「話があるから残って」
「わかった」
リュウジは立ち止まる。
女子マネが居なくなり、2人きりの食堂。
「話って…?」
リュウジが俺の顔を見る。
「リュウジ…マネージャーから貰ったチョコ貸して。」
「?いいけど…」
今から俺が何をするのかも知らずに箱を渡す。
箱を受け取り、箱を開けて食べる。
「!?」
「ふうん…味はなかなかだね…」
手作りだろうか…チョコがほんのり柔らかい。
「ばっ馬鹿せっかくのチョコを…」
リュウジがあうあうと泣きべそをかく。
それがまた愛おしくて。
「リュウジ…」
君の名前を呼ぶ。
俺はリュウジに近寄り、リュウジは後ずさりをする。
気づけば後ろは壁。リュウジは逃げられない。
「リュウジ…君はマネージャーからのチョコも他の人からのチョコも必要ない。…君に必要なのは…俺だ」
そう言ってリュウジの唇に触れる。
「んん…////」
「俺はね嫉妬してしまった。俺のリュウジに何してるって思って。チョコなんて必要ないって」
「ヒロト…」
「あげるよ」
俺はポケットからリュウジにあげるチョコを差し出す。
「あんがと…///」
リュウジは笑う。
「あっあと…俺からも…」
リュウジもポケットを探る。
「…はい////これ…ヒロトに…///」
くれたのは
「…抹茶飴…?」
「いっいけないのか!?」
「まさかの飴?」
「え!?まあ…うん」
「なんで抹茶なの^^?」
「そっそれをいわせるな////」
赤くなって…可愛い…
「わかってる。いつも頭の中をリュウジにしとけってか?要するに守を頭に入れるなって事かな?」
ニコニコ笑顔でリュウジに問う。
「…////(コクン)」
「可愛いね…リュウジ…」
俺はもう一度リュウジの唇に触れる。
「リュウジは俺のよm「アストロブレイクゥ////」…本当の事なのに…」
「大好きだよリュウジ」
そう言ってリュウジを抱きしめた。