【 Goku × Chichi 】Short ss 携帯ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞﾌｫﾚｽﾄ

【 Goku × Chichi 】Short ss

□家族写真
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ブウとの戦いが終わってから、数日――。

パオズ山の小さな村。

孫家では…。

今日は休日のため、悟飯は学校が休日

悟天もC・Cに遊びにいくことなく、修行にいくことない悟空にくっついている

チチはいつものように忙しなく、家事をこなしている

―――だが

家事を一段落すると、庭で遊んでいる悟空と悟天の元へ顔を出す

こちらに気づいた悟空は悟天を肩に抱き上げてチチの方へ歩み寄る

チチは歩み寄ってくる悟空に言う

「悟空さ、家族写真撮りてぇから悟飯ちゃん呼んで来てけれ？多分部屋さいるから」

「家族写真？何で急に……」

「悟空さ、ずっと死んでて撮ってねぇべ？だからだ」

チチは睨みを利かせ言う

悟空もさすがに悪かったと思うのか、少し冷や汗をかき、苦笑い

悟天は会話を聞いていたため、写真を撮りたがり、はしゃいでいる

だが、チチは悟空の表情を見て小さく微笑む

「ほら、早く呼んでくるだよ。」

「、ん…わかったよ」

そういうが、悟天が舞空術を使って悟空の肩から浮かび上がる

悟空、チチ…

二人は小首をかしげる

だが、悟天は微笑みながら元気な声で言う

「僕が兄ちゃんを呼んでくるね！お母さんとお父さんはちょっと待っててね！」

そういい、悟天は隣にある悟飯の部屋へと入っていく

悟空とチチ、2人は顔を見合わせる

―――と、2人顔を見合わせ微笑む

「じゃあ、悟飯は悟天に任せて、写真撮る用意しようぜ」

「んだ、悟空さも手伝ってけれな」

そういい2人は部屋へ入っていく

それから数分―――。

悟空とチチは庭で撮る事に決め、庭で写真を撮るセットを用意していた

そこへ…。

「お母さん、お父さん！兄ちゃん呼んできたよぅ」

そういう悟天が手を振りながら走ってきた

その後ろには悟飯がいた

悟空はその声に振り返り、悟天を抱き上げる

そして優しい笑顔で微笑み、悟天の頭をなでる

「おう！サンキューな、悟天」

「お父さん、くすぐったいよぅ」

悟天は頭をなでられ少し照れる

だが、表情はうれしそうに微笑んでいる

悟飯は優しい笑顔でそれを見守っていると、不意に母の姿が目に入る

どうやら、カメラの使い方が使い方がわからないのか
カチカチと動かしている

それを見かねた悟飯はチチの元へ歩み寄る

「お母さん、僕が用意しますのでお父さんと悟天を構って上げててください」

「すまねぇだな、よろしく頼むだ」

チチは相当に悩んでいたのか、すぐに悟飯と交代する

悟飯はカメラを手にすると、大体の性能を理解し、セットし始める

チチは悟飯に言われたよう、悟空の元へ行く

そして2人で悟天をかまっていると……。

悟飯がそこへ声をかける

「お母さん、セット時間のことなんですが10秒ほどでいいですか？」

「いいだよ」

その声に悟飯は時間をセットする

チチは悟飯の言葉にカメラのセット位置の前に並ばせる

チチが提案した並び方は……。

悟空が真ん中で悟天を抱っこする
そして自分は左で悟飯は右。

だが――。

「オラやだ、チチ真ん中の方がいいだろ？」

「いんや、悟空さと悟天ちゃんが真ん中の方がいいべ！」

「いやだ、おめぇが真ん中でオラが左に行く」

「何でだべ！そんなことで悩んでたら夕暮れになっちまうだ」

「だったらチチが真ん中だ！」

そういって悟空は意見を譲ろうとしない

悟飯はシャッターボタンを押せず苦笑い。

悟天は小首をかしげ、意味を理解しきっていない。

だが悟天も子供…

そのため待つのも限度がある

そして悟天は未だに言い合う悟空とチチに言う

「僕よくわかんないけど、お母さん真ん中にしよぅ？」

「ん～、でも真ん中はおっ父の方が似合うべ？」

「チチの方がいいよな？悟天」

「僕、お母さんの方がいい……女の子は真ん中のお姫様だもん」

悟天はそういってチチを選ぶ

チチは悟天の言葉に少しばかり照れる

だが、小さくうなづき言う

「んじゃ、おら真ん中でいいだよ、ぜってぇ悟空さの方が似合うと思うけどな」

「じゃぁ決まりだな！」

そういって悟空は太陽のように微笑む

チチもその笑顔につられるように微笑む

悟飯は意見が一段落したところで声をかける

「じゃあ、シャッター押すのでちゃんと並んでくださいね」

そういうと、悟飯はシャッターを押す

すると、点滅場所が赤く点滅する

悟飯はそれを確認すると、家族が並ぶ場所へ急ぐ

そして立ち位置に立つ

悟空はいつもような太陽のような笑顔
悟天は悟空にそっくりな笑顔でVサイン
チチは優しい笑顔で微笑み、悟飯も笑顔。

―――パシャ！

その音ともに写真が撮られる

それはとても輝きを放つ、美しい家族写真となったのだった

――――――――――――

次はおまけです！

おまけといっても少し長めですがぜひ呼んでくださいww

ｶｽﾀﾏｲｽﾞ