【 Goku × Chichi 】Short ss 携帯ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞﾌｫﾚｽﾄ

【 Goku × Chichi 】Short ss

□家族写真
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おまけ―――。

写真を撮り終わってから数分。

カメラを片付ける前に悟飯が悟空とチチに言う

「お父さん、お母さん…せっかくですから2人で撮ったらどうですか？」

その言葉に悟天を構っていた2人が悟飯の方へ振り返る

だが、チチは驚いたような表情

悟空はうれしそうな表情

悟飯は二人の言葉を待つと、悟空が言う

「おう！それいいな！チチ、一緒に撮ろうぜ！」

「なっ！おら家族写真撮ったし、もういいべ？」

「いいじゃねぇか、久々に2人ってのもさ…なっ？」

悟空はうれしそうにはしゃいでいる

チチは少し遠慮気味だった

そんな母を見かねた悟飯はチチに言う

「いいじゃないですか？ずっと撮ってないんでしょうし…」

「……ん～、そうだけんど…」

「なぁ、チチ～…いいだろぉ？」

悟空はよっぽど撮りたいのか、チチにねだるように言う

だが、チチはそれに迷いを感じたのだった

写真というじっとしてなきゃならないものは悟空は嫌うはず
けれど、今回は…

しかも2人で撮るといい始めた途端に…これだ

チチは少し不安が募る

だが……。

「そうだな！久しぶりだし、夫婦で撮るのもいいだな」

チチはその意見を飲む

悟空はその答えにガッツポーズ。

悟天はただ2人を呆然と見ていたが――。

蝶を見かけて、獲りに向かってしまう

悟飯はシャッターを押す係りとなり、設定を変えている

その間、悟空とチチは家族写真を取った位置でもめている

「チチはそっちでオラはこっちな」

「…なしてカメラから横なんだべ？…普通正面で並んで撮るべ？」

「細けぇことは気にすんなって…オラの案でやってみようぜ？」

悟空はチチにごまかすように言う

チチは不信に思ったが、ため息をついて仕方なく、カメラからは横向き……。

だが、心の中では――。

――この写真は失敗に終わるべな。

という気持ちだけ。

悟飯は設定を直したのか、悟空とチチに声をかける

「お父さん、お母さん…横向きでいいんですか？」

「おう！3、2、1で撮ってくれよ！」

悟空は悟飯に大声で言う

悟飯はやはり悟空の考えていることがわからず終いだったが、カメラを2人の位置にあわせる

そして、悟空に言われたように声をかける

「行きますよ～、3…2……1……」

そういってシャッターを押す

だが、悟飯はシャッターを押したところで驚き、目を見開く

それは、チチも同じだった

―――悟空がキスしてきたのだ。

それも頬や目元などでもなく、唇に。

チチは驚いて目を見開くが、顔を真っ赤に染める

そして、足を引いて悟空と唇を離す

だが、悟空は満足そうに笑っている

「なっ？あれならいい写真になっただろ？」

呑気に口にする

だが、チチは顔を真っ赤にして……。

「悟空さ！子供の前で何するだ！やっていいことと悪いことがあるだ！それくらいわかってけれ！」

チチは顔を真っ赤にして照れながら怒鳴る

だが、悟空には疑問が浮かぶ

その疑問をチチに投げかける

「……チチ、子供の前だとキスしちゃなんねぇんか？」

「あったりめぇだ！前にも言ったべ！？」

「……そうなんか、オラ別に悪いことなんて思ってねぇけどなぁ」

そういいながらも悟空はチチに説教されることとなったのだった

だが、悟飯は――。

「この写真、どうしたらいいんだろう？」

そう、

両親のキスを撮ってしまった写真を見てただ照れるばかりだったのだった

―――――――――――

続いては管理人の言葉…
って感じですかねww

ｶｽﾀﾏｲｽﾞ