【 Goku × Chichi 】Short ss

□どんな姿でも…
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悟空がドラゴンボールで小さくされてしまったその日の夕暮れ・・・




悟飯は悟空が宇宙にいけるように宇宙船の整備をするためにC・Cに向かうとビーデルは悟飯をサポートするために一緒に向かった




パンはブラと遊ぶと言い、悟飯とビーデルについていった



悟天はいつものように都へ彼女とデートに行ってしまった





そして悟空とチチは大人しく自宅で待つことにすると

チチは家事だけをいつものように忙しくこなしていた




悟空は修行をすることなくチチの忙しなく動く姿を見ながら考え事をしていた





そしてチチのいるキッチンに入ると




「なぁ、チチ?やっぱ行かなきゃダメか?」




とチチを見上げて尋ねるとチチは振り向くことなく

食事を用意をしながら




「あったりめぇだ!いつまでそのちいせぇ体でいる気だ!」




と少し怒鳴ると悟空は小さなため息をついて




「だよなぁ・・・こんなちいせぇ体じゃおめぇのこと抱けねぇもんなぁ〜・・・」




と言って自分の姿を見た





チチは顔を真っ赤にすると悟空の方へ振り向いて



「何言ってるだ!悟空さ!」




と怒鳴ると悟空は冷や汗を掻いて




「悪かったって・・・でもさ、六年ぶりなんだしキスくれぇしてくれよ」



「悟空さが勝手に帰ってこなかっただけだべ!?自業自得だ!」




と言うとチチは調理を再開した





悟空は困った表情をしたものの
良いことを思いつき、舞空術を使ってチチの目線辺りまで飛んだ




「チチ、こっち向いてくれよ」




「おらは悟空さのような暇人じゃねぇんだ!」




と少し怒っているような口調で言った




だが、悟空はチチに振り向かせようとして




「こっち向けって、なぁチチ」




としつこく言っているとチチは小さなため息をついて
悟空の方へ振り返りながら




「忙しいからあっち行って・・・っ・・・」




と言いかけたところで悟空はチチの唇にキスを落とした



それは優しいとはとても言えないようなキスで

悟空はチチの後頭部を押さえつけてチチの中に舌を入れた




チチは驚いて目を見開いたが、すぐに離そうとするものの
小さくなったからと言って力は変わっているはずもなく、ビクともしなかった




だが、チチは恥ずかしくて抵抗をし続けていると
悟空から唇を離す




「何でそんなに嫌がんだ?オラが小せぇからか?」




悟空は真剣な表情で言った





チチは真っ赤になりながらも



「悟空さがちいせぇと子供とキスしてるみてぇで・・・」




と言いかけると悟空はチチの唇に優しく口付けるだけのキスをした





チチは少し頬を染めたが小さく笑うと




「・・・悟空さは子供でも大人でもあんましかわんねぇな」




と言うと、チチは悟空の頬にキスをした





すると悟空は少し物足りなさそうな顔をして



「なぁ、チチ?」



「何だべ?」



「オラが元に戻ったらさ、この続きしても良いか?」




と尋ねるとチチは少しだけ沈黙して小さく笑うと




「おら、もうおばさんだぞ?」



「チチはかわんねぇよ、ずっと昔のまんまだ」



「・・・・・・元に戻ったら少しだけな」




とチチは恥ずかしそうに答えると
悟空は嬉しそうに微笑んで




「へへっ!楽しみだな」




と笑ってチチに軽く触れるだけのキスをした




チチは少し呆れたように笑うと再び、料理をし始めた







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こちらの小説はDBwebアンソロ★522に提出した参加作品です。

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