【 Goku × Chichi 】Short ss

□舞空術
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新婚生活を始めてから数日が経ったある日のこと






チチはキッチンにたって料理をしていると


「悟空さ?今日も修業行くだか?」



と聞くと悟空はシャワーを浴びたばかりで
タオルケットで頭を拭きながら


「おう!今日は昼間までしかやんねぇけどな」


と言ってキッチンに入ってきた



チチは悟空に目線をやると
少しにらみつけて


「悟空さ!下着くらい着てくるだ!」


「へっ!?別に良いじゃねぇか・・・夏なんだし風邪なんて引かねぇんだからよ」


「そういう問題じゃねぇべ!?素っ裸で歩く大人がどこにいるだ!」


と怒鳴ると、チチは火を消して
キッチンを後にして2階へと駆け上がっていった




それから数秒ほど経つとキッチンに戻ってきて


「ほら!これ着るだ」



と悟空の修業着を手渡すと
悟空は受け取りながら


「おぅ・・・サンキュー」


「まったく・・・それでな悟空さは修行に行くんだべ?」



とチチがもう一度尋ねると
悟空は修業着を着ながらチチに目線をやると


「おう・・・行くけどどうかしたんか?」


「おらも悟空さの修業について言ってもいいだか?」



とチチが尋ねると悟空は少し考えると


「別に良いんじゃねぇか?今日は昼までしかやんねぇんだし」



と言うとチチは嬉しそうに笑って


「本当だか!?じゃあ舞空術教えてけれ?」



とその言葉に悟空は驚いて


「おめぇにはぜってぇ無理だ!?やめといたほうが良いぞ!」



と慌てて言うとチチは少し首をかしげて


「なして?おらだって亀仙流なんだから平気だべ?」


「いや・・・ぜってぇやめろって・・・舞空術は疲れちまうしそれに体に負担だって掛かるんだぞ!?」



と悟空は否定するとチチは少しにらみを効かせて


「何でダメなんだべ?それに悟空さは修業さばっかりしてこんな山奥から買い物に行くのだってすごく大変なんだべ!?だから教えてけれ!」



とチチは強気で言ったが悟空も負けじと


「ぜってぇダメだ!オラ、教えねぇ」


と答えた



チチは少し不安な声になり


「何でダメなんだべ?おらだって買い物行くの苦労してるんだぞ?どうして」



と少し涙目になり悟空を見上げると
悟空は困ったように


「勘弁してくれよ・・・買い物にはオラが連れてってやるからさ・・・頼むよ」


と言うと悟空はチチを抱きしめた



するとチチは軽く抱きしめながら


「何で教えてくれないだ?」



と尋ねると悟空は恥ずかしそうに


「・・・舞空術教えちまうとオラがチチを抱いて連れてけねぇだろ?だから教えたくねぇんだ」


と答えるとチチは悟空を見上げた



すると悟空の頬は少し赤く染まっていた



チチも照れくさそうに笑うと


「そうだな・・・悟空さと出かけたほうが楽しいし、教えてもらわなくても良いだな」


と言って悟空を強く抱きしめた



すると悟空はチチを見て


「今日はやっぱ修行中止な?」


というと悟空はチチをその場に押し倒した



「な・・・なして・・・?」


とチチは予想はしていたが間違っていることを願った


だが、チチの予想は当たっていて


「朝飯いらねぇからチチ食う・・・」


というと悟空は自分の唇をチチに重ねた





それから悟空はチチを抱いたのだった




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