【 Goku × Chichi 】Short ss

□喧嘩
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新婚生活のある日・・・




パオズ山にて・・・







「悟空さ?今日も修行に言っちまうだか?」


チチはテーブルに肘を着いて悟空に尋ねた



悟空は食べ物を飲んだ後


「おう!毎日修業しねぇと体鈍っちまうかんな!」


といい、悟空特有の笑みで笑った



「おらがどうしても行かねぇでって言っても行くだか?」



少し首を傾げて言うと悟空は少し困ったように笑い


「わりぃな・・・今日はどうしても行きてぇんだ」


すると、チチはテーブルを強く叩いた



「なして!?悟空さはおらよりも修業さのほうが大事なのけ!?」


とチチが怒鳴り声を響かせると
悟空はテーブルに足をぶつけたが立ち上がった



そして、テーブルに足をぶつけた際に
熱いお茶が入った湯のみが倒れた


だが、チチはお構いなしに怒鳴り続けた



「もういいだ!!悟空さなんてしんねぇ!大っ嫌いだ!!」


そう言うとチチは悟空を睨みつけて
悟空に背を向けて、走り出した



悟空は追いかけようとした際に
先ほどの熱湯のお湯が悟空の太股にかかった


「あっちーーーーっ」



そう言って大声を出すとチチは少し振り返ったが
チチは悟空に構わずに扉を開けて出て行った



悟空は熱湯の熱さを堪えてチチの後を追った




チチは涙を堪えながら必死に走っていると
悟空に手首をつかまれて悟空に捕まえられた




チチは必死になって腕を振り払おうとするが
悟空は強く握り締めて放さなかった



すると、チチは目に涙を溜めながら


「放してけろ!バカ!!悟空さなんか大っ嫌いだ!!」


チチは頭の整理がつかないまま、思い浮かんだ言葉だけを並べた



悟空はそのチチの言葉に少なからず傷つき
チチの手首を掴んでいた力を緩めてしまった



すると、チチは悟空から抜け出して
悟空に背を向けて走り出した


「・・・あっ!・・・チチ!!」


そう言って悟空は手を前に出し
チチを引き止めようとしたがチチは振り返りもせずに走った



悟空は一瞬、悲しい気持ちになったが
そんな思いを振り払い、チチを追いかけた



そして、今度こそは放さないように
チチを背中から抱きしめた




「やめてけれ!放せ!バカ!!」


「やだ!やだ!ぜってぇにやだ!!放さねぇ!!」


悟空は抵抗するチチを抑えながら
駄々をこねる子供のように言った



すると、チチは少し、抵抗をなくすと
悟空は隙を突いて、チチを振り向かせて無理やりに口付けた



口付けた後、悟空はチチの唇を無理やりにこじ開けると
舌を入れてかき乱した


「・・・やめて・・・悟空・・・さ・・・」


チチは悟空の胸板を押し返したが
悟空はチチの後頭部を押さえつけて口付けた



チチはいつの間にか抵抗をなくして
悟空の胸板の服をギュッと握り締めて悟空を求めた



悟空は一通り終わるとチチをしっかりと抱きしめて


「オラな・・・修行も大事だ・・・けど、チチのこともオラは大事だ」


「・・・けど、どうして修業さばっかでオラを構ってくれねぇだ・・・?」


チチは弱弱しく悟空を抱きしめた



「オラはチチのこと構ってるつもりだぞ?だから、最近は毎日帰ってるじゃねぇか・・・」


「・・・だども、心配になっちまうだ・・・悟空さはおらのこと嫌いになっちまったんじゃねぇかって」


すると、チチは悟空の首元に顔を埋めた



悟空はチチの背中を擦りながら


「オラが嫌うはずねぇだろ?オラが好きなんはチチなんだぞ・・・」


「・・・うん・・・ありがとう・・・悟空さ・・・」


チチは悟空の首元から顔をあげていった



すると、悟空は嬉しそうに微笑み


「愛してっぞ・・・チチ」


そう言うと悟空は少し頬を赤くして
チチに口付けた





チチは嬉しそうに微笑んでキスを受け入れた




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