『逆転少女』
□少女、出会う
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『うわぁやっぱ凄いな都会は…?』
ふと少女は頭に?を浮かべた
『あれ?今日って…』
そこでこう気づいたのだ
『入学式明日じゃんっ!』
あんなに急いで支度をしたのも
今日が入学式だと思い込んでいたせい
『あーあぁやっちまった』
がくんっと首を下げる
しかし少女は前向きに
『よしっ探検だぁ!』
冒険をすることにした
初めての街を歩く歩く
地図も見ず歩く歩く
『…ま…迷った』
まぁそうなるだろう
現在地さえ分からず
あたりをキョロキョロ見渡す
すると―
「よっそこの彼女ッ」
その瞬間名無しさんの鼓動が跳ね上がる
―こっこれはもしや…!―
『はっはい?』
「俺達と遊ばない?」
その言葉にさらに鼓動は早さを増す
―なっナンパだぁぁぁぁ…!―
このときの少女物凄くドキドキしていた
相手の顔も見ないうちに
ただこのときの少女にとってどんな外見だろうが関係なかった
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