さくぶん

□形勢逆転
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新宿某所。
臨也の助手となった紀田正臣は、臨也の事務所を訪れていた。
「臨也さん。頼まれていた仕事、終わりましたよ。」
不機嫌な様子で正臣は茶封筒をテーブルに置いた。
「あぁ、ご苦労様。ありがとうね、じゃ、もう帰っていいよ。」
正臣が不機嫌なのはいつものことだと、臨也は気にせず軽くあしらった。今日の正臣の不機嫌は、いつもとは違うと気づかずに。
(、煙草の匂い。…静雄さんか。)
「臨也さん。」
「なぁに、まだいたの?」
「…。静雄さんとは付き合ってるんですか?」
「…。」
「ねぇ。臨也さん。」
「・・・。」
無言なことに腹を立て、正臣は臨也を座っていた椅子に臨也を押し付けた。手を首にしっかりと添えて。
「、ぐぅッ・・・。」
「ねぇ、臨也さん。あんまり年下だって嘗めてると、」
正臣は其処まで言うと臨也にキスをしその口を臨也の耳にあてた。
「・・・犯しますよ?」

お わ れ ♪
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