雲のひ路 きとぢよ
   をとめの姿 しばしどめむ


(―――天の風よ、雲の間の通路を吹き閉ざしておくれ。
天女をもうしばらく地上にとどめておきたいから)


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うちの子どんな子こんな子だよ!







 



 



 




あなたに伝えたいことがある

【凍花←樹月】

樹月
「個人の嗜好にとやかく言いたくはないんだけど……凍花が飲んでいるお茶、苦いし渋すぎるよ。よくごくごく飲めるね」

凍花
「あーこれは……気付け薬のようなものです。これを飲むと仕事が捗るので」

樹月
「……。よくないよ。今美味しいお茶と菓子を持ってくるから、一緒に休憩しよう?」

凍花
「あはは、そうします。ありがとうございます」

ぺこりと頭をさける彼女を尻目に、僕は部屋から出る。
どうして僕がお茶の味を知ってるのか気付かないのだろうか……小さく溜息を吐いて、目の前の柱に額を打ち付けた。




ため しからりし さえ
長くもなと 思ひけるかな



(――あなたに会えたら死んでも惜しくないと思った命ですが、
あなたの愛をかち得た今は、一刻でも長らえたいと願います)






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弁慶「貴女を家に帰す気はありません。ずっとここに居てください…僕の、隣に」


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