Real


◆キャプテンとお酒 


キャプテン、お酒に強いといいなぁ。
成人して、それぞれの道を歩んだサッカー部員たち。久しぶりに再会して皆でお酒を飲むことに。酒が強いことで周りから恐れられていた南沢さん。彼に付き合った天馬や三国さんたちは酔い潰れ、倒れていく…。

「何だよ、もう降参かよ?…誰か付き合えよ」

一流ホスト、南沢の必殺流し目。皆天馬たちのようになりたくないので、目を閉じる。そんな中、

「じゃあ、俺が、付き合いますよ。南沢さん」

そう言ったのは22という若さで財閥を継いだ神童さん。

「やめとけよ神童。南沢さん、想像を絶する酒の強さなんだから」

そう言って止めたのは神童家の執事を務める霧野。プライベートの時は敬語は無し、と神童に言われ今まで通りの付き合いでいられている。神童は多分大丈夫、とにこにこと笑いながら言うばかり。誰もが神童の酔い潰れを想像した…が。

?時間後、誰もが目を疑いたくなる光景が広がっていた。南沢の「もうムリ」と降参宣言。対する神童は新しいお酒をつぎ、

「あ、あれ、南沢さん?どうしたんです?もう飲まないんですか?」

とケロリとしている。
こうして神童は皆に恐れられるのでした!みたいなね!

2012/04/03(Tue) 20:39

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