05/30の日記
00:11
FGO夢小説?ロマ←ぐた♀みたいな?
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人理修復が終わり、歴史上では大したことがなかったかのように世界の殆どでは日常が訪れていた
しかし、人理修復をしたカルデアでは致命的なダメージを受け、嬉しい反面半数以上が落ち込んでいた…
それも仕方のないことだ
カルデアにて人理修復を試みようとしたあの日の爆発から約1年…
その1年だけだが仮とはいえトップとして皆を支え、鼓舞し、時にはふざけていたが、引っ張ってきた彼が消滅したのだ…
もう…会うことが叶わないのだ
それを皆は悲しんでいた…
仕方がなかったとしても消滅する事を避ける方法はあった…あったのに………
彼はそれを知っていてあえて消滅の道を選んだ
何故なら、その方法が失敗してしまえば人理最後のマスターが死する事と同意だったから…
彼の愛した者達を護るのには1番勝算の高かった事は理解してるつもりだ…
でも、だからって……
『私だって護りたいものがあったのに…』
未熟で、本来マスター適性があったとしても所詮はスペアのスペアにすらなれない程の実力しかなかった彼女
しかし、特異点を6つも修復していれば勝手に実力は付くし、ほぼ平凡だった魔力回路だって酷使していたこともあってか、Aチームの誰にだってひけを取らないほどに成長していた訳で…
残り2つの特異点もいろいろと危なかったとはいえ、修復出来る実力を付けた
今からでもしっかりとした教育をすれば、まだまだ成長するだろう
そんな彼女は、自分では気付かぬ内に初めての感情を彼に向けていた
これは私の勘違いだ…
この様な状況じゃそう思っても仕方がないと気付かぬふりをしていた
しかし、それを告げる事もなく叶うことがなくなった今、最終決戦での疲れと、行き場のない感情でぐちゃぐちゃな思考ではこの期の事を考えられなかった…
彼は世界が…人理その物が救えるのなら命だけではなく、存在そのものすらもかけて護ろうとした
でも彼女は彼だけでなく、カルデアに残された皆が存在する世界を護りたかったのだ…
誰一人として欠けることなく…
そんなことは無茶な事だと解っていても、勝算が限りなく0に近いと解っていても、全くの0でないのであれば賭けるつもりだったし、あんな方法があっただなんて…
『最期に裏切られた気分………』
でも、嫌いになんてなれなくて…
彼女は無理なことなのにこう想ってしまった
『彼がいる世界にいたい…
そして叶うことなら、想いだけでも伝えたい…』
叶わぬ願いを想い、珍しく晴れた空を眺めながら無意識に口をついた………
―――――――
前からはまってたけど、ここまでではなくて…
最近思い付いたから書いてみた
めちゃくちゃ久しぶりの投稿がリボーンではないと言うね←
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