06/27の日記

09:22
何となく嬉しい一言 ムクスレツナ
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本日の沢田家は綱吉以外の人々は温泉旅行に行ったために、綱吉はひとり留守番をしていた…

ひとりのため演技をする必要がないので、普段の綱吉が読めない様な分厚い英語で書かれた本をベットに寝転びながら読んでいた


そんなときにそいつは突然現れた


骸「つっなよしく〜んVv」

綱「………」

骸「えっ…完全無視ですか?」

綱「………」


ペラッとページをめくる音が部屋内で響いて聞こえた

本人はまだ骸が来た事に気づいてないようだ

骸はため息をついて階下に降りていき、紅茶を淹れて戻ってきた

甘く優しい香りが部屋にして始めて、骸が来たことに気づいた様で、目を真ん丸くして骸を見上げた


綱「あれ?
いつきたのさ…?」

骸「20分程前ですよ…

やはり気づいてなかったんですね…」

綱「本読むと周りが見えないからね…

珍しいね、骸から来てくれるなんて」

骸「アルコバレーノが今日は綱吉君ひとりだと教えてくれました

明日の夕方までは帰ってこないとか…」

綱「リボーンは俺達の仲をあんまり認めてくれてないのに、よく教えてもらえたね…」

骸「彼は君の演技に気付いてるんですよ…
『ツナを休ましてやってくれ』と…」

綱「それどういう事?」

骸「大方、あの駄犬達から君を覆い隠してやれと言うことでしょう…」


紅茶に砂糖を入れ、ミルクティーにしてから綱吉が座るであろう位置に置いてやる


綱吉は本に栞を挟み、ベットから降りティーカップの前に座る

一口飲んだ綱吉は、微笑み一息付いた


そんなときに家に電話がかかってきた

綱吉は僅かに眉間にシワを寄せ、立ち上がろうとしたが、骸が先に立ち階段を降りていった


骸「はい、もしもし…沢田です」


開け放たれた扉から聞こえてきたのは、ただの自分の苗字なのに…

なんでだろうか…


綱「何で、嬉しいんだろうな…」


顔を少しだけ朱に染めて、手にしていたカップの中身にまた口付けた


骸がすぐに戻ってきて、顔が赤い理由を問いただされるが綱吉は教えるつもりはないだろう

(綱「骸か俺の苗字をいったときに俺達が結婚したみたいで嬉しかったなんて言ってやるもんか…///」)



―――――――

好きな人が天野の苗字を言いながら電話しているとこを聞いていて、勢いでかいてみたもの

友人『はい、天野です…
はい、何時もの物をよろしくお願いします』


結婚したみたいで嬉しいし、好きな相手が言うと意外と破壊力絶大なんだよね…

まぁそんな相手と喧嘩して今じゃ近づけないんだけど…

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