08/20の日記

19:20
情報提供致しましょう
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『貴方は運がいい…

私は情報屋…

それにみ合うだけの対価を支払ってくれさえすれば、どのような情報も手に入れて見せましょう…』


妖しげに笑う女性と思われるモノがそう言った


「何でもといったな…

では俺の死はいつ訪れる?」

『対価を支払ってくれさえ頂ければお応えします…

今回はその懐中時計を頂けますか?』


俺が渡すとそのモノは水盆鏡を取りだし覗いた


『貴方も御人が悪い…

不死の呪いから逃れることは出来ないと言うのに…』


水盆鏡を視たまま笑うワラウ…
まるで面白い玩具を見つけた子供のような無邪気な笑顔…

それでいて、俺が試すことを知っていたかのような苦笑を浮かべて…


『呪いが解けない限り死は訪れないことは確実です…

永きに渡り眠りに着き、回復を待つことはありましょうが、その生からの解放は叶いませんわ…』


既に何百年生きておいででしょう…
と観ていたかのように話した


『まぁ、呪いが解けた後に致命傷を受け亡くなるのですが…』


まだまだ大分先でしょうね…

と笑いながらいった…



―――――――

ただの思い付き…

基本設定として


情報屋の女性

実は魔女と呼ばれる人で、次代の魔女に記憶が受け継がれる…

なので情報屋としては最も古くから続いている

しかし人の寿命よりはやや長め…

精霊を召喚して過去、現在、未来全てを視られる

替わった未来も、どうすればそのような未来になるかも視ることが出来る

夢視をして客を選ぶことをする
大分気分屋なところがある

基本願いを叶えるが、聞かれたことにしか返さないのが彼女流

それ以上は世界の乱れを生んでしまうため



客の男性

ある人の気まぐれのせいで呪いをかけられ、不老不死となった元人間

死ぬような致命傷を受けても数年眠っているだけで治ってしまう

飲食はしなくてもいいし、寝ることがない

呪いを解くための方法を探している途中、古くから続く情報屋の事を聞き、そこのリーダーが代わったことがないと聞いたため訪ねてみた


いつか使えると信じて残しとく…


使えればいいけどね…(;・ω・)

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