06/16の日記

23:30
琥珀色の鳥を求めて
---------------
青い空、広い海、白い砂浜が光りを反射しキラキラひかる


「今日も綺麗だなぁ〜」

『翼くん、ちょっと手伝って頂戴な』

「あ、はーい」

『つーにぃ、あとでまゆとあしょんで〜』

「いいよ、後でね?」




今の俺の名前は翼って言うんだ

5年前に砂浜で倒れているところを、助けてくれたのが今俺の目の前にいる春森夫妻だ

何にも覚えていなかった俺に優しくしながら、俺の傷の手当をしてくれた命の恩人達だ

4年前に夫妻の間に生まれた子は、舞遊って書いてまゆって言うちょっとお転婆な女の子だ


皆優しくて温かい人達なんだ


此処は伊豆の…どこだったか忘れたけど、春森 雅夜さん(俺は雅夜さんと呼んでるけど)の実家で漁師のお手伝い中


網の手入れや、魚を入れておく籠を洗ったり…

それが終わったら、売れない魚達をちょっと早い昼食にして、舞遊と遊んで…

今は夏休みなんだけど、宿題は終わってるんだ


今はとある大学に行ってるんだ

戸籍は、雲雀さんって人が作ってくれたんだけど…


実はあまり会ったことがないんだよね…

でも俺は、彼の事を何故か知ってるんだよ

舞遊と遊んでくれるし、優しいし、格好いいし、頭もいいし…

二十歳で既に財団を経営してるって言うし…


俺達、どんな接点で知り合ったのか気になるなぁ〜



『そろそろお昼にしようか』

「じゃぁ舞遊ちゃん呼んできま〜す」

『翼くんは、恭坊が呼んでたからいっといで

舞遊は寝てたしね』

「うん…?」


春森夫妻は雲雀さんを恭坊って言うんだ


雲雀さんが俺を呼ぶときいつも“ツナヨシ”って言うけど…

もしかして、記憶をなくす前の俺を知ってるのかな?


雲雀さんに会うのは嫌いじゃないからいいかな


考えることを放棄して、いつもの砂浜へ向かった



―――――――


この後、翼くんは以前の自分の事や状況を聞いてショックを受けます

だけど、まだ雲雀と霧組以外のボンゴレのメンバーは、綱吉の現在の状況を知らない


それを聞いて、翼くんは以前の記憶を取り戻して起きたいと思って…



ってなかんじな…

いわずもながら、琥珀色の鳥は綱吉の事

それを求めたのは雲雀や綱吉を守った人…かな?

今更ですが、翼くん=綱吉です


おそらくこれを書いたらBad endを迎えるかも

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ