04/16の日記

09:22
ツナ嫌われ?
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並中の屋上でボロボロの姿の少年は言った


綱「もういいよ、燈菜」

『わかったわツナくん

…いえ、綱吉様』

山「とう…な?」

獄「10代目?」

笹「極限に、何を言ってるのだ?」


燈菜が綱吉の元まで歩いて行く

すると彼女は膝を付き、頭を垂れた


『数々の無礼お赦し下さい』

綱「そんな事言わなくてもいいのに…

君の仕事だろう?」

『仕事であっても、綱吉様へしたことには変わりありませんから…』

綱「敬語やめろよ…」

『………わかったわ』


燈菜はスッと立ち上がると綱吉の左側に行き、裏切り者達の方を向く

綱吉は、裏切り者達にとって残酷な事を告げる


綱「お前等不合格な」

獄「どういうことですか?」

山「説明して欲しいのな」

笹「極限意味がわからんぞ」

『まだわからないの?

貴方達、最低ね…』

綱「燈菜…何わかりきった事聞いてるんだよ

これは、最終試験さ」

リ「試験だと?」

綱「そう…

真実を見極める事が出来るかどうかと…


俺が間違っていても最期まで信じてついて来るかどうかのね…



綱吉は妖艶な笑みを浮かべ、裏切り者達を見る

裏切り者達は顔を赤く染めたり青くなったりしている


綱「結果発表した方がいい?」

『するべきじゃないかしら?

綱吉様を裏切った命知らずな者達に罰を』

綱「んじゃ…結果発表〜
合格者は雲、霧、雷ね

リボーンは…アリアさんを呼んどいたからここにいって

ってことで、後はよろしくお願いしますね?」

雲「始末していいんでしょ?」

綱「はい…
跡形も無くお願いします」

骸「君、本当に僕の嫌いなマフィアに似てきましたね…」

『貴方達が止めてくれるんでしょ?

私には無理だもの』

骸「えぇ…
そういう約束ですからね」

雲「僕との約束、忘れないでよね」

『わかってるわ』

綱「後は任せました

俺はイタリアに渡る準備をしてきますので…」

雲「すぐに追い掛けるよ」

『それでは、行きましょう』

綱「敬語はやめてってば…

今は部下でも、将来的には俺の妻なんだからね?」

『……はい/////』

(綱「もぅ…いちいち可愛いなぁ」)


2人は手を繋ぎ、屋上から去る


聞こえてきた声を全て無視して




〜〜10年後〜〜


ボンゴレ本部の執務室には、以前よりも色が淡く、長くなった髪を片口で緩く結んでいる青年が書類に目を通していた

ソファーでは漆黒の髪と瞳を持つ彼が寝転び、小さな寝息を立てている


すると控えめな音を立て扉が開き、紅茶の甘い香りと一緒に、青年の愛する人が入ってきた


『少し休憩しない?』

「……ん?

あぁ…これが終わったら休むさ

燈菜が入れてくれた紅茶も冷めたらいけないからね」

『ありがとう…嬉しいわ

じゃぁ準備しておくわね』

綱「あぁ頼むよ」


燈菜は微笑んで、ローテーブルに紅茶とお茶菓子を6人分用意していく


青年は最後のプリントに目を通し、サインをする

青年の霧と雷が揃い、お茶会が始まるのはあと数分後



―――――――


その後の元守護者はご想像にお任せしますm(_ _)m


仲のいい綱吉と燈菜ちゃんが書きたくてできたもの…………

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