03/25の日記

19:48
メモ(木漏れ日荘の日々)
---------------
とある暖かい日


『ふぁぁ〜〜……っ』

「気持ちええなぁ〜」

『…ハル〜ジュースちょうだい』

「夏琉は欠伸するなら手で口を覆いなよ…」

『だって気持ちいいんだもん』

「理由になってませんよ?」

『って言うより…何であんたらが私の家にいるわけ〜?!』

「文句あるの?」

『あるに決まってるでしょ!』

『私はただ、ひなたぼっこしにきたのよ〜
ジュース飲めるし♪』

「俺は陽菜に付いてきただけやさかい気にしんといてくれ」

『気にするわよ!
帰んなさいよお邪魔虫!』

「…僕は夏琉にブラッシング頼まれましたので…」

『えぇ〜
夏琉は私じゃ嫌なの!?』

『だって…るぅのがいいんだもん!』

「嫌われたね…悠」

『煩いなぁ〜黒は黙ってて!
って言うより出てけ!』

『るぅ〜だっこ〜☆』

「はいはい…

でも、いつもの姿に戻ってくださいね?」

『はぁ〜い』


ぽふんと音がして、夏琉を白い煙りが包む

煙りが晴れると、そこにはポメラニアンがいた


『くぅ〜ん』

「わかってますよ
先ずはお風呂ですよね?」

『ワン!』


瑠乃は夏琉を抱き上げて、悠の家のお風呂場へと向かう


「瑠乃は夏琉に甘いよね…」

『そういうあんたは、陽菜に甘いわよね…』

「黒夜は何しに来たん?」

「僕は陽菜を連れて行きたい場所があるんだ」

『ハル〜ジュースゥ〜』

『出さないわよ!

それが人に向かってモノを頼む態度なわけ!?

恭は麻優んとこに帰りなさいよ!』

「何でや!
俺何にもしとらんやないか!」

『麻優が心配するでしょ!』


キャンキャンがやがやと言い合っている悠の姿はまるで犬の様だったとか…



―――――――


人物紹介

悠(はるか)
夏琉の飼い主

夏琉(なつる)
キャラメル色のポメラニアン


瑠乃(るの)
黒夜の飼い主

黒夜(くろや)
黒くてしっぽの長い猫


麻優(まゆ)
恭の飼い主

恭(きょう)
関西育ちの豆狸


佳奈(かな)←まだ出ててない
陽菜の飼い主

陽菜(ひな)
白く、しっぽが黒夜より長い猫


ストーリー

悠は進学する高校の近くにあった木漏れ日荘へ引っ越しをする

そこでは、ひとり一匹何かしらの動物を飼っている

悠も愛犬の夏琉を連れて行くが…

そこで瑠乃の飼い猫の黒夜が人になるところを見てびっくりする

後で聞いた事だが、ここに来た動物は皆が人になれるという


そんな飼っている動物達が織り成すドタバタコメディみたいな


なんか、書けそうだけど終わりが来なさそう…

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ