浅い眠りの者達

□失った大空
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俺は、獄寺くんや山本と「また明日」っていって家へと帰った


今日は母さんや居候組はリボーンがイタリアへ連れていったから、家には俺一人だけ


俺が頼んで日本に残らしてもらったんだ

俺の直感が正しければ、あいつらは俺を襲ってくるから


もちろんリボーンは許してくれなかったけど…




こうなるってわかってたら、獄寺くんや山本もイタリアへ連れていってもらえばよかったな















ここは…どこだろう



獄寺くんって誰だろう…


思い出せない







そして、俺は…





誰なんだ?



なんで思い出せないんだ?



「それは不要な情報だからだ」


不要?
だけど俺は…

その人達のこと忘れてはいけない気がするんだ!



「不要な情報だ

忘れろ、そして眠れ…」



どうして忘れないといけない?

俺は誰なの?



貴方は…誰…なの?


教えて…よ‥‥‥おね…がい



「時が来るまで眠れ

琥珀の蝶よ」







その声を最後に俺は闇へと堕ちていった






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