‡裏‡

□【僕の憂鬱―後編―】
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「あっ、あっ、うああっ!」

怒張したターレスのものが、痛みを与えながら悟飯の体にめり込んでゆく。
受け入れるには無理のあるサイズに、悟飯の秘部は、収縮自在の周囲の筋肉まで痛めつけられているかのようだった。
悟飯に痛みを与える時間を短縮する為、ターレスは挿入時には微塵も躊躇わず、完全に腰を沈めるまでは一気に突き進む。
挿入時にギチギチとターレスを締め付ける悟飯の蕾は、中は体温以上の暖かさと肉襞の柔らかさで隙間なくターレス自身を包み込む。
ターレスが律動すれば後を追って肉襞がターレスのペニスに絡み付き、悟飯の体の最奥から分泌された蜜はヌルヌルとターレスを絶頂へと誘う。
悟飯もまた、二度目の交わりで膝や股関節が痛む体で、体の奥から発する快感を感じ取っていた。
ターレスに突かれる度に血の気が失せた脚はガクガクと震え、悟飯の前立腺とターレスのペニスが擦れる度に散った火花は熱を孕んだ電流となって悟飯の背骨に喰らい付く。
成長途中の悟飯の体は脳まで揺さ振られ、目の前がチカチカとして瞼を開けるのも億劫になってゆく。
縋るように無意識にターレスの腕を掴む手は、もはや力を篭めることすら敵わない。
白いキメ細やかな肌は、ターレスに指先で触れられただけで、体全体が痺れるくらいの快感を生むほど敏感になっていた。
その白い肌の滑らかさを愉しむように、ターレスの手はせわしなく悟飯の体中を這い摺り廻る。
額に手をあて、頬を優しく包み込み、咽喉を掴んでは胸をさすり、胸の突起を悪戯した後は悟飯の幼いペニスへと手を伸ばし、空いたもう片方の手で白い筋肉質の太腿を撫でる。
子供特有の皮膚の薄い肌は柔らかくて肌触りが良く、特に太腿はどこかしっとりとしていて、『もっと触って欲しい』と訴えるようにターレスの掌に吸い付いてくる。
いつものようにターレスの脳裏を『餅肌』の文字が過ぎり、直後にターレスは異様な興奮に駆られるのだった。

ー誰にもやらないー

ー誰にも触れさせないー

この肌は己のものだと、そう心の中で呟く度に悟飯への恋愛感情に溺れてゆくターレスを、もう一人の皮肉屋のターレスが口元を歪めて嘲笑うのも、いつものことだった。
20も歳の離れた子供を相手に、男も女も飽きる
ほど抱いてきた自分が夢中になっているー
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