人物録

□人物録・勇者編
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<女神>
 みなさんこんにちはー!みんなのアイドル、時を操る女神様とは私のことよ、よろしくね☆
 さてお待たせ勇者さん…勇者さんって、足が早いから勇者に選ばれたんだよね?


<勇者>
 そお。ただそれだけ。たまたま立ち寄った辺境の村で王様、つかアンタ(女神サマ)に見出だされちゃった運の悪〜い男、それが俺。

<女神>
 じゃあ勇者さんって、旅人と言いつつ正体はニートかフリーター?勇者にならなかったら何してたと思う?


<勇者>
 てゆか自分探しの旅してたんだよな…。今どき棒切れに風呂敷包み括って1人旅とかあり得ねぇだろ?!…何してたんだろな??…露店商とか?!う〜ん微妙

<女神>
 年齢は21だったよね。趣味とか特技とか何だろう?


<勇者>
 特技〜足がとにかく速い。
 趣味〜女のコとイチャイチャ妄想。
年上が好みだけど、可愛けりゃ下でもOK♪…んで、お宝探しも割と嫌いじゃないかもな。

<女神>
 (お、こっそりワタシに秋波送ってる?)世間的には勇者さんって、無口で何考えてるかよくわからないと思われてるみたいだけど。


<勇者>
 感じ方は、人それぞれだからな〜…大抵、女神サマに言われるまま流されちゃってるキャラ、ってのが一般的じゃないの??

<女神>
 じゃあ、ここでのあなたは?女好きで盗賊、とかルパン三世とか言われてるみたいだけど…
 (…ねぇ「ルパン三世」って何?お金持ち?)


<勇者>
 だって勇者って大概盗賊じゃん。人ん家ズカズカ上がり込んでアイテム拾ってf(^∇^;
 (…俺も知らねえ。食い物?)

<女神>
 女好きって言うからには、さぞ立派なナンパ必勝法とかあるんじゃない??


<勇者>
 ナンパは成功率低いから滅多にしねぇよ…。
 ただ旅先で出会った女のコに(一部男も)「別れ際にあの泣きそうな顔は反則だ」って言われた事はある。おっかしいな〜笑ってるつもりなんだが…さびしんぼ??そんなんじゃねぇって…全く…。

<女神>
 (ややジト目)わあ、なら勇者さんてば男にも女にもモッテモテなんじゃないの〜?


<勇者>
 よせって!!抱っこするなら女のコが1番でしょ〜よ。あったかいし、や〜らかいし。
 …男面倒じゃん…カタいし。

<女神>
 (知らないわよ勇者さん、一部のレディを敵に回しても)ふうん。女の子だったら誰でもいいのね、じゃあ今度からナビは他の子にしてもらえば?


<勇者>
 ちょっ!?それマジで言ってんの!?俺がこんな女神サマ好き好きオーラ出してんのに丸無視!?酷っでぇ!!

<女神>
 ウソウソ☆私がナビ役譲る訳ないでしょ♪何せあなたが1番…(貢いでくれるもん!!)ガチャガチャ、チーン♪


<勇者>
 所詮金ヅルかよっ!?くっそ〜…いつか絶対×××してやる←自主規制。

<女神>
 ウ・ソ・だ・よ勇者さん…ホントは、
 …ん〜、それは[扉の向こう(=本編小説)]で、ね☆



END。


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