書籍
□メール
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『今何してる』
夜中の二時半に送るメール。
けど返事は、案外早くに返ってくる。
『お前、酔うとるやろ』
『うん』
『どれぐらい呑んでん』
『焼酎一本は開けた』
そこでしばらく途絶えるメール。
もう、返ってこないかな、と思ったころに、ピロピロリンと携帯が鳴った。
慌てて携帯を開く。
『ほんまにお前は…。明日に残すなよ。おやすみ』
垣間見える徳井の優しさに、思わず笑みがこぼれた。
この優しさを感じたくて。
夜の二時半。相方に、酔ったフリしてメールする。
・
以前、ラジオで、携帯の話になった時、徳井さんが「メールなんて酔うた時お前が送ってくるぐらいやろ!」と言っていたので、妄想してみました。
それにしても、短い…。