流星 〜first
□流星 第一話
2ページ/7ページ
冬 「というか、松本。お前今まで何処に行ってやがった!!」
乱 「何言ってるんですか隊長?
今日は甘味処の数量限定の団子が発売される日ですよ!!
だから、書類なんかやってられな……あっ」
冬 「書類なんてやってらんないか?」
明らかにいつも以上に眉間に皺を寄せている
『らっ、乱菊さんはこれから書類をやるつもりなんですよね?』
乱 「そ、そうですよ隊長!
これからやるつもりだったんですよ」
冬 「減給だぁぁあ!!」
隊長の怒鳴り声が隊舎中に響き渡った……
俺のフォローは何の意味も成さなかった
トントン
誰かが入って来た
けど俺は、そいつを見たことをすぐに後悔した
.