流星 〜first
□流星 プロローグ
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“零番隊隊首室”
零番隊隊長である蒼峰眞那は
書類を書き上げるべく黙々と筆を動かしている
ふと窓の方を振り返る
そこに
零番隊専用の地獄蝶“桜蝶”
が飛んできた
眞那はその桜蝶を
指にとめた
≪零番隊隊長蒼峰眞那様に告ぎます。至急一番隊隊長室においでくだい。繰り返します。零番隊…≫
桜蝶は伝令を終えるとひらひらと舞っていった
『こんな時に山じいは何の用なんだ?』
そう呟きながら瞬歩で疾風の如く
一番隊に向かった
.
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