流星 〜first
□流星 第十話
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悠 「俺は決まったよ。相手は…阿散井恋次
あいつが隊長に暴力ふるった一人なんでしょ?」
『そうだけど、殺すなよ?』
悠 「うーん、努力はする」
山 「それでは、零番隊第六席,寺堺悠貴と六番隊副隊長,阿散井恋次の試合を始める
始めっ!!!」
悠 「阿散井、始めから卍解でこいよ。それでも俺が勝つけど」
恋 「んだと!!俺が本気でやって後悔すんなよ!!
咆えろ、蛇尾丸」
阿散井が悠騎の挑発に乗り、始解した
悠 「後悔なんてあるか
それじゃ、俺も力の一つを見せてあげるよ」
そう言って、特殊霊圧制御装置を一つ外した
ズンッ
悠騎の重い霊圧が阿散井を襲った
恋 「（どこからこんな霊圧が出てくるんだ…!!）」
悠 「ぼっとしてんなよ、死ぬよ」
悠騎が一瞬で阿散井につめ寄って斬魄刀を振り下ろす
それを間一髪で阿散井が瞬歩で避ける
しかし、悠気はすぐに後ろに回り込み鬼道を打つ
悠 「蒼火墜」
恋 「（は、早っ!!）ぐあっ!」
阿散井は悠騎の鬼道を直にうける
恋 「（詠唱破棄のくせに、なんだ、この威力!!）」
悠 「これくらい朝飯前だから。こんなのに見とれてないでよ?
まぁ最後に少しだけ、俺の力見せて終わりするか」
悠騎は斬魄刀を上に投げた
悠 「天空奔れ、鳳凰焱!!」
悠騎が投げた斬魄刀が火の鳥になった
その火の鳥はまた悠騎の所へ戻ってきた
恋 「それが、寺堺の斬魄刀…か」
悠 「そう、これが俺の斬魄刀“鳳凰焱”
阿散井、卍解しないと…死ぬぞ?」
恋 「チッ。卍解、狒狒王蛇尾丸」
悠騎の霊圧がさっきよりも上がったのを感じて
阿散井は卍解した
だが……
悠 「火炎車」
鳳凰焱が阿散井をめがけて飛んでいきそのまま爆発した
山 「勝負あり。勝者、寺堺悠騎!!」
悠 「隊長に手を上げた罪がそれだけで済んで良かったな」
『卯の花、治療を頼む』
烈 「分かりました」
『悠貴、お疲れ』
悠 「危うく殺しちゃうとこだったけどな」
『ほんと、見ててこっちがハラハラしたよ』
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