流星 〜first

□流星 第九話
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よし。

俺はもう除隊届け出しに行ってこよーと


だっていろいろ準備もあるしな

零番隊隊舎の結界も解かなきゃいけないしな





トントン

『失礼します。如月湊です。日番谷隊長に用があって参りました』

冬 「……入れ」



隊首室の中には日番谷隊長と乱菊さんの2人だった



冬 「如月、何の用で来た?」

『俺は今日、これを出しに』



そう言って除隊届けを机の上に出した

日番谷隊長も乱菊さんも驚いているようだ



乱 「えっ、湊、あんた辞めるの?」

『はい、そうです』

乱 「それって、上から言われたから?」

『違いますよ、これは自分の意志です』



これは自分の意志だ

だってな、護廷への入隊は俺らの意志じゃないからな

やっと、抜けられる

そしてやっと、元の場所に戻ることが出来る



冬 「如月、理由を言え」

『理由ですか。んーまぁ、いろいろありまして。

 あっ、だけど、鶴木五席絡みがあったから除隊するわけではありませんので』

冬 「……あぁ、分かった。預かる」

『ありがとうございます。では、今までありがとうございました』

乱 「湊!!」

『大丈夫ですよ乱菊さん。また、すぐ会えます

 失礼しました』





俺はこれで十番隊平隊員から零番隊隊長になった













それから俺は零番隊隊舎のあった場所に来た

『懐かしい…な』



おっと、思い出に浸ってる場合じゃねぇよな





そういえば、もう変装解いてもいいよな


………よし。


結界解くか



そして眞那は手でいくつかの印を結ぶ




パリンッ



音をたてて結果が解かれた




これで、準備が一つ完了



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