流星 〜first

□流星 第一話
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零番隊の解散から数十年の月日が経った


『これで全部か』



俺は如月湊。

任務のため男装している


男装はただやりたかっただけだけど




今日の分の書類が片付き、これから自身の隊長である日番谷隊長のところへ書類を届けにいくところである






トントン


『失礼します。如月湊です。書類を届けに参りました』

冬 「あぁ、ありがとな。そこの机の上に置いといてくれ」

『分かりました』






バッターン


乱 「あれえ、湊じゃん!!何しているの?」



勢いよく扉を開けるなり、いきなり俺に抱きついてきた乱菊さん



というか、息苦しい

窒息死、しそう

このまま死ぬのは勘弁……


世の中の男なら、乱菊さんのような豊満な胸の中でで死ねるのは本望だろうけど

あいにく俺は女だからな……



冬 「おい、やめろ松本。そのままだと如月が死ぬぞ」

乱 「え?…あっ!ごめん湊。大丈夫?」

『ハァ、ハァ…。だ、大丈夫です、よ…』





日番谷隊長、ありがとう

一瞬、あなたが神に見えました



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