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□イニシャルG
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イニシャルG事件(太朗さんの方) 「ふう」
さっぱりしてつい、息がこぼれる。
濡れている髪をタオルで拭きながら、台所のテーブルにコップを置き、冷蔵庫から取り出した牛乳にコップをなみなみと注ぐ。
コップを口につけ、その状態でギシッ っと不自然に固まった。
アイツの・・・・・・ アイツの気配がするっ!!
キョロキョロと辺りを忙しなく見渡すと、視界にアイツが飛び込んだ。
「あ あ・・・ あ いやーーーーー!!」
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