長編シリーズ

□「暑い熱いぃぃ!!」
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魔理沙「いや〜暑くなってきましたな〜」

霊夢「そうねぇ…」ズズッ

魔理沙「ほら、チルノ見てみ」

霊夢「ん…」ズズッ

チルノ「」

霊夢「溶けてるわね」ズズッ

魔理沙「チルノが溶けるって位暑い証だな脳ミソまで。…って何飲んでんだ?」

霊夢「それは元からじゃない?お茶」ズズッ

魔理沙「あ〜…私にもくれ」

霊夢「はい」ズズッ

魔理沙「ありがあづぅぅぅぅぅぅぅ!!!?!?」

魔理沙「何だこれ!ホットじゃねーか!この糞暑いのに!」

霊夢「心頭滅却すれば何とやら。喉元過ぎれば何とやら。ようは慣れよ、慣れ」ズズズッ

魔理沙(色々と恐ろしいわぁ…)





魔理沙「はぁ…余計にあち…………お…ありゃあ」

――――――教室「隅」


文「ほらほら、今月も私の方が部数多いですよぉ〜」

はたて「見せびらかしてこないでうざったい」

文「あやややや!!逃げますか?逃げるんですかぁ〜?」

はたて「」―プッツン

文「あや…?」

はたて「別にっ!?てか最初から競おうとか何とか思ってないしっっ!!!勝手にあんたの価値観とか強要されても、迷惑なのよ!!うんっっざりっ!!」バーン


文「………」シュン

文「…………」シューン


はたて「………ごめん。言い過ぎた」

文「……いいですよ…私も悪かったですし…」ボソボソモゴモゴ


はたて「………悪かったってば」

文「……なら…」

はたて「…は?」

文「なら今度の日曜、私と取材に付き合って下さい。それでお互いチャラにしましょう!」キラーン 

はたて「待て待て」

はたて「哨戒天狗はどうした」

文「犬走は駄目です。最近付き合いが悪くて」

はたて(元からな気もするけど)
はたて「まぁ…いいわよ、今回だけそれで」

文「言いましたね。約束ですよ」(やったらぁぁぁぁ!!!でぇぇぇとぉぉぉ!!!シャッ!!) 



――――――

魔理沙「んだあれ………素直じゃねぇなぁ………」

魔理沙(つ、か…何か余計にあっつくなった気がする。廊下出よ廊下)


―――――廊下

キャッキャッうふふ

魔理沙「風通しがいいから幾らかは涼しいな」

ずだだだだだ


魔理沙「……ん?」


―――――


こいし「おねーーー」

こいし「ちゃーーーん!!!」バッ 


さとり「ふぐぁ!」

こいし「えへへ〜」

さとり「"えへへ〜"じゃありま、せん、よ……こんな所で、しかも後ろから抱き付くなんて…」

こいし「だって寂しかったんだもーん」

さとり「寂しかったって言われてもねぇ…たった一時間位顔合わせなかっただけじゃない…」

こいし「のんのん、時間の問題じゃないのよ。距離とか心の―精神的な問題なの」

さとり「言ってる事は格好がついてるけど心閉ざしたあんたが言いますか…やる事も幼稚だし」ブツブツ

こいし「むー…ごちゃごちゃ言わなーいっ」ぎゅーっ

さとり「いたたた!ちょ、苦し――」

こいし「お姉ちゃんなんてこうよー!」ぎゅぅう 

さとり「きゅぅう…」



お空「ねぇお燐」

お燐「なぁんだい相棒」

お空「さとり様とこいし様、いつまで抱き合ってるのかな」

お燐「さぁ…ここが学校で廊下って事も忘れてそう」

お空「仲良いね」

お燐「そうだね。でもいがいがしてるより微笑ましい事じゃない。あたい達にとばっちりきても困るでしょ?」

お空「…うん」ちょん

お燐「……どしたのさ、服なんか摘まんじゃって」

お空「ぎゅーっしようお燐!」両手バンザーイ 

お燐「」キュンッ 

お燐「ぎゅーっ!!!!」ぎゅーっ 

――――――――




魔理沙「駄目だ……ここも甘ったるい…階段いこ…」

レミリア
フラン
半溶チルノ
レティ
メルラン
ルナサ
リリカ
ナズ

「「「「「「「「「キャッキャッうふふ」」」」」」」」」ギューダノチューダノイチャコラ 




魔理沙「」


魔理沙「あ…あ、…」



魔理沙「どっちもこっちも暑い熱いぃぃぃうわぁぁぁぁん!!」

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