長編シリーズ
□巫女と風祝の仁義無きry
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一限目
紅美鈴&星熊勇儀(サボり欠席)のうるとらすーぱー体育
美鈴「はいはーい!集合ー!」
魔理沙「だる…さむ…」
霊夢「全くね。体育何て潰れろ」
レティ「……先生、私お腹が痛いので欠席するわ」
美鈴「ダメです」
美鈴「今日はー、1000m走を皆さんにやってもらいまーす」
全員「えーー!!」
美鈴「トップの方には学食の伝説プリン一つ、だそうです」
全員「しゃらぁぁぁぁあ!!」
美鈴「但し、今日はあくまでも練習なのでー、タイムをはかるのは次の授業からにしますから肩の力を抜いて走って下さいねー!でわ、てきとーにペア作っちゃって下さーい」
全員「はーい」
咲夜「おじょ「フラーン!一緒に走りましょー!!」「いーよー!!」
咲夜「………」
魔理沙「…走るか?一緒に」
パチュリー「……走りましょうか」
レティ「……えぇ」
パチュリー「…絶対最後まで同じペースよ?」
レティ「勿論よ、置いていったらお昼奢りね」
一輪「……あの」
アリス「!?…な、何かしら」
一輪「良かったら一緒に走って貰えませんか?…皆さんもう組んでしまったみたいですし…」
アリス「……仕方ないわね」
(屋上)
萃香「おー、走るらしいよー」
小町「トップは誰だろうなー…って勇儀、お前今日当番だろ?」
勇儀「あー…………あー………………あっ、ヤマメー!キスメー!頑張れー!」
萃香&小町「(ド下手に逸らしやがった)」
霊夢「…で?何で私がアンタと?」
早苗「私が霊夢さんと走りたかったからです。今回こそ白黒付けましょう」
映姫「白k「別に私はつけたくもないんだけど、面倒だし」
早苗「まぁまぁ…そう言わずに」
チルノ「うぉぉぉぉ!」
お空「うにゅぅぅぅう!!」
お燐「核を放ってその反動で走っている…だと…?」
チルノ「あちぃ」
大妖精「チルノちゃーん!!溶けてる溶けてるー!!」
お空「止まれな───」
てゐ「ほっ、ほっ」
メディスン「(随分ゆっくりペースね…これなら)」(ダッ
てゐ「…かかったなぁ!いつぞやの毒の仕返しよ!」
メディスン「えっ?…きゃぁぁあ!(ズボッ」
てゐ「うっさっさっさ(笑)」
パチュリー「ぜぇ…ぜぇっ…ちょ、ちょっと…」
レティ「?ほらほら、早くしないと後ろ詰まっちゃうわよ〜」
パチュリー「(意外に速いじゃない…)…一緒に走ろうって約束したのに…(バタッ」
霊夢「滅茶苦茶じゃない。これで本番大丈夫なの?」
早苗「霊夢さん、常識に囚われてはいけないのですよ」
霊夢「はいはい……次ね」
早苗「次、ですね」
美鈴「(あちゃー…グラウンド滅茶苦茶だわ)…えー、それじゃ次霊夢さんと早苗さん。位置について下さい」
早苗「……霊夢さん」
霊夢「何よ」
早苗「私が勝ったら───」
霊夢「はぁ?一体なに「よーい始めっ!」
早苗「風になるのです早苗!!」
霊夢「あんたっ…良くも…」
神奈子「見事に出遅れたね。博麗の」
諏訪子「んー…でも私は早苗が負けるに賭けるわ」
神奈子「何だって?諏訪子は早苗に─「だってほら」
諏訪子「もう追い付いて来てる」
早苗「はっ…霊夢さ、何で…」
霊夢「悪いけ、ど…スタート前の、言葉っ!取り消してもらわなきゃなんないのよ!」
ナズーリン「巫女VSカゼハフリか…実に興味深いねご主人」
星「…争いは何も生み出しません」
早苗「私だ、て…負ける訳には、いかないのです!!」
残り100m
霊夢「私だって、同じよ!!あんた如きに負ける、ものっ、か!!」
残り50m
早苗・霊夢「だらぁぁぁぁぁあ!!!」
神奈子「あー…」
諏訪子「…ん」
早苗「はぁ…っ」
霊夢「ぜぇっ…」
美鈴「同着、ですね」
早苗「…一ミリの差で私の方が先についてましたよ!」
霊夢「あんたの目を疑うわ」
一同「(…この二人は何時までも変わらない気がする)」
霊夢「たっく…脇腹が痛いじゃないのよ(ゴクゴク」
紫「ワキ巫女、だけに?」
霊夢「30点ね──って、がぶっぼべyあtp!?」
紫「…はい、ハンカチ」
霊夢「……で、何の用よ寝坊助校長様?」
紫「その引ったくる癖直しなさいな。貴女は小さい時から───別にこれと言う用はないんだけど、さっき校庭で珍しいもの見ちゃったから」
霊夢「……何が言いたいの」
紫「霊夢、ちょっと本気になってたでしょ?…何言われたの?」
霊夢「別に、私が本気出す訳ないじゃない。私が本気出すとしたら購買戦争の時だけね。それと、あんたに教える必要はないわ」
紫「…ツレないわねぇ…ま、良いわ。ただちょっと気になっただけだから♪って幽々子が起きてくる時間だわ!おやつ隠さないと!それじゃあね霊夢!」
霊夢「…忙しいヤツ」
──巻き戻し───
私が勝ったら
霊夢さんの大事な物を貰います
─一限目、おわり