宝物庫

□イチャカップ
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『あの・・・ね、グレイ・・・?』
「あ?何だ?」
『っ・・・あ、あのっ・・・!(////』

熱が頬に集まるのを感じる

『あ、明日・・・暇・・・か、な?(////』
「おぉ・・・暇だぜ?」
『・・・(パァ』
「っ・・・!(///」
『じゃ、じゃあ明日、そのっ・・・たまたまチケットを二枚もらったから一緒に・・・いか、ない?』

嘘はついてないわよ・・・
さっきミラさんからもらったチケットだし
それに・・・こ、ここ恋人を誘うのはあたり・・・前だし

「お、おう・・・(////)わ、わかったからその顔止めろ・・・」
『?』

その顔・・・?って!

『あたしの顔全否定・・・っ!?』

うぅ・・・いつもイタいイタいとは言われるもののこう全否定されるとグサッとくるわ・・・っ

「そーゆ事じゃねーよ」
『じゃあ、どーゆ事よ?』
「あ、自覚なしかよ。・・・あー、耳かせ」
『・・・?』

世に言うこしょこしょ話し?

「可愛いから誰にも見せたくねーんだよ・・・」

耳元で囁かれる甘い言葉と甘い声

『で、でも・・・(////』

そんな事言われてもと言おうとした口を塞がれた

「【でも】じゃねー・・・」
『あ、ぅ・・・っ(////』

グレイの熱い視線に弱いあたし・・・
うぅ・・・

『じゃ、じゃあ・・・グレイもその顔止め・・・て、よ・・・っ(////』
「?」
『グレイってホンットウに鈍感っ!!』
「お前には言われたかねーよ」
『真顔で言われたぁっ!?』
「つかどんな顔だよ・・・?」
『うっ・・・』

その真剣で熱い視線がかっこいいからやだなんてはずいわ・・・っ

「なぁ・・・?」

腰に手を回され抱き寄せられる

『ん、ぅ・・・っ(////』
「どんな顔がダメなんだよ?ルーシィ?」
『っ・・・だ、だからその顔よっ!』
「理由は?」

あたしはグレイの顔を見て確信したわ。
絶対こいつ楽しんでるっ

『・・・っ(////』
「クククッ・・・」
『っ・・・!
<グイッ>
「いつっ・・・っ」

当たり前でしょっ!?耳引っ張ったんだからっ!

『か、・・・かっこいいから・・・み、みむっ・・・みんなに見せたく・・・なぃ・・・(/////////』

プシューと頭から熱が放出された気がする・・・

「プハッ・・・クククッ」
『わ、笑わないでっ!!(////』

顔をグレイに向けたら手で顔を覆って心底楽しそう・・・って、あれ?

『グレ、イ・・・?』

あ、赤・・・い?

「ルーシィっ(///」
『ふへ?』

グレイが頭を優しく両手で掴まれおでこをグレイのおでことこつんとさせた。

『(/////)』
「ククッ・・・あんがとな・・・っ(笑////」
『うっ・・・はいっ・・・(笑/////』

グレイが笑うとあたしも笑顔になれる。
やっぱりあたしグレイが好き・・・っ
愛してる・・・



終わり



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