記念ss
□12345hit記念小説
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今日は久々の休日。という事で、ルーシィはある場所へ向かっていた。
昨日・・・
『ねぇ、グレイ!!明日、お互い休みじゃない!!』
「あぁ、そうだな」
『だから、グレイの家行っていい?』
「は!?」
『だって、今までグレイの家って言った事無いもん!!いつも私の家ばっかりだし』
「・・・おま『ね!!いいでしょ!?』・・分かったよ・・」
『やったぁー!!』
ルーシィは満面の笑みで万歳をして、ミラとエルザの元へ走って行った。
「あんなに喜ぶものか・・・?」
グレイはそこまで喜ばれる様なものなのか疑問に思いつつも、喜んでいるルーシィを見ていて悪い気はしないので、まあいいかと自分で納得した。
その後ルーシィは帰宅し、自宅でのプルーと2人だけのファッションショーが開催された。
『どう?このワンピース可愛くない??』
「プーン!!」
『やっぱりそう思う!?じゃあ・・・・これは??』
ルーシィの早着替えで先ほどのワンピースからショートパンツ姿になった。
「プーン」
『そっか・・・微妙かぁ。じゃあ、トップスの色をこっちの色に変えて・・・これでどう!?』
「ププーン」
『本当!?よかった〜』
と、まぁ。会話が成立しているのかどうかはさておき、色々悩んだ末、グレイの家に着ていく服も決まり、ルーシィは就寝した。
・・・・そして、今にいたる。
『えーっと・・・あ、ここね!!』
ルーシィはグレイの家に到着した。
『へぇ〜。案外大きい家ね・・・』
そして、インターホンを押す。
<ピンポーンッ>
「はい」
グレイは家の中から出てきた。
『おはよっ!!グレイ』
「おう、来たか!!さ、入れよ」
『うん♪おじゃましまーす!!』
ルーシィはリビングに招き入れられた。
「ま、そこにでも座っとけよ」
『うん。ありがとう!』
ソファにすわり、部屋を眺める。結構散らかっているのかと思われたグレイ宅はその逆で、意外にも片付いていた。
「はい」
いつの間にか戻ってきていたグレイがお茶を入れてくれていた。
『あ、ありがとう!!・・美味しい!!』
「そりゃよかった。で、なんであんなに喜ぶほど俺の家に来たかったんだ?」
『前にも言ったけど、グレイの家に行った事がなかったから行ってみたかった事と、絶対に拒否されると思ってたから』
「拒否って、俺の家にルーシィが来る事を?」
『うん』
「なんで?」
『だって、フェアリーテイルの皆に聞きまわったけど、誰一人グレイの家に行った事がないのが分かったから・・』
「そうだったっけ?・・・あ、確かにそうだな!!俺の家は誰も来た事ねぇな」
『でしょ!?』
「で、断られると思ったわけか・・・」
『うん・・』
「じゃあ、良かったな!!ルーシィが俺の家のお客様第1号だぜ!!」
『あ、そっか!!なんか嬉しい♪』
「んで、お前。俺の家に来て何するつもりだったんだ?」
『・・・』
「何も考えずに来たって訳か・・・」
『はい・・』
「ふーん。じゃあ、さっきのお客様第1号の記念な」
グレイはルーシィの顎に手を添えて、唇にキスをした。
『へっ!?////』
「で、何も考えずに男の家に入ってきた罰」
先ほどと同じようにまたルーシィの唇へとキスを奪いに行く。ただし、今回はそんな優しいものじゃない。
『んっ///・・ん・・ぁ・・・ふぁ・・』
グレイがルーシィを解放した時には、ルーシィは赤面して床に座り込んでいた。
「ごちそうさま♪」
『ちょっ、グレイ!!///急に何すんのよっ!!///』
「お祝いと刑罰」
『そうじゃなくって!!』
「なに?もう一回しようか?」
『っ!!//結構です!!』
「くっくっくっ」
『もー!!何笑ってるのよっ!!///』
その日初めてグレイの家から会話がきこえたそうだ。
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12345hit記念小説です!!
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ありがとうございました。
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