記念ss

□10000hit記念小説
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『グーレーイっ!!』

「おわっ!!」

 いきなり後ろからルーシィが抱き付いてきた。

「危ねぇじゃねぇか!!」

『危なくないもん!!そこはちゃんと考えてるから♪』

「ったく・・」

 ここはギルドの中。人が大勢いる中で、抱きついているルーシィと抱き付かれているグレイにはたくさんの視線が注がれる。
 だが、2人はそんな事気にしていないようだ。


「で?なんだ?」

『久しぶりにさ、2人で仕事しない?』

「いいぜっ!!」


ルーシィとグレイは仕事を選びに行った。


「どれがいいんだ?」

『んー・・・報酬がいい奴で、戦わなくて良い奴!!』

「いや、報酬がいいのは大抵、戦うぞ・・・」

『えー!!・・・あ、これは?』


 ルーシィが見つけた仕事は、一風変わったものだ。



<虹の砂を嵐山の祠へ捧げに行く>



「へぇ〜。変わった内容だな」

『そうよね!!行ってみない?』

「いいぜ!!」

『じゃあ明日、早速出発しましょっ!!』

「おう!!駅前集合な!!」

『了解!!』




 次の日・・・




『おはよー!!』

「おはよ。さ、行こうぜ!!」

『うん♪』

 2人は列車に乗り込んだ。


「確か依頼主の家は結構遠いよな」

『うん。でも、この依頼は報酬がいいのよね
♪』

「でも、ただ祠にお供えするだけでこんなに貰えるのか?」

『うーん・・・きっとお金持ちさんなのよ♪』

「・・・俺は違う気がするけど・・・」

『ま、行って見れば分かるわよっ!!』

「あぁ、そうだな」



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