Caracter Story
□かづま編
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今は4限目…それも終了間際…。
こんな時はほとんどの物が空腹のため弁当の時を待ちわびていることだろう。
だが、ここに1人。
耳を澄ませ時計を睨みながら、CDを握りしめている者が1人。
4限目終了を知らせるチャイムが響くと共に放送室へと走り去る…
それはもちろんこの俺。
南北学園放送委員長 鈴村かづま!!
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さて、うっさいのが来る前にちゃっちゃと準備しないとな!
えーっと、まずはこのスイッチを入れて・・っと。
はぁ…この作業にもすっかり慣れちまったなぁ。
本当なら俺が風紀委員長になるはずだったのに…!!
斗哉の野郎…
『ぁーっ、かづま!ずるしちゃダメだよっ!!』
とか言ってクジをめちゃくちゃにして…
あぁ、怒りが沸々と… よし、後で一発殴ろう。
案外アイツも丈夫だし大丈夫だろ。
まぁ…放送委員もやってみりゃ、アニソン・ヲタソン・スズムラさんの曲も流しまくれるし、
良かt「かづまぁぁああああ!!!!」
あぁ、もう…「うるっせぇ朔也ぁああああっ!!!!」
斗哉のせいで準備間に合わなかった!!(責任転嫁)
「今日はオレのてらしーの曲流すんだからさっさとしろよ!!」
「お前のじゃないから!てらしーは俺のだから!
あと、静かにしないとCD売んぞ。」
そしてスズムラさんのニューシングル代の足しに…
「サーセン。できるだけ早くお願いします。かづま様。」
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