!UA'REAL!


\お友達大募集なTW!TTER/


◆幸せの家。うじうじうーはくん。 



バイトから帰ると
眠っている流鬼を抱えて
髪をすきながら聖母みたいに優しく微笑む葵ちゃん




いつか見た、おかあさん、みたい…



麗「おかあ、さん」




葵「麗?おかえり!」




葵ちゃんに微笑まれて一瞬にして昔の記憶が押し寄せてきた




麗「…俺は……」




葵「麗…?」






俺は…誰にも…愛され、ない






おかあさん…て何…






おかあさんにも愛されなかったのに







誰が愛してくれるの






羨ましくて




抱かれてる子が羨ましくて



入っちゃだめと隔離された部屋をこっそり覗き見た『家族』は



おとうさん、おかあさん、と



ちゃんとしたおとうさんとおかあさんのこども






それはそれは幸せそうで



あんな笑顔見たことなくて



俺ってなんなんだろうとか




一応、用意された部屋で
一応、用意された布団に包まって
1人で泣いて



抱きしめてもらいたくて



言えなくて許されなくて


笑ってほしくて
褒めてほしくて
面白いこととか凄いこととか頑張ってやったけど



やっぱり笑ってくれなくて
馬鹿な子、って突き放されるのに



抱きしめられてたあの子は頭を撫でてもらって
凄いわね、ってまた思いっ切り抱きしめてもらってた





もっと頑張って頑張って、



褒められたくて、
相手にされたくて
笑顔を向けてほしくて
話しかけてたら
今度は叩かれて




叩かれて
叩かれて
最後は誰にも愛されなかった













葵「…るは!!!!麗は葵が愛するんっ」



麗「あ…っごめ…ッ…っご、めんッ…うじうじ…思い出しちゃ、っ…」





葵「ううん、麗、流鬼抱っこしてちょっと待ってて?」




麗「…ん」




眠ってるせいかほかほかする流鬼


口むにゃむにゃさせてる姿に



なんか安心した





葵「麗、ホットミルク飲み?」




麗「あ、ありがと…」



気づいたら唇も口の中もカラカラに乾いてた




口の中に甘い味が広がって
暖かさと葵ちゃんの優しさが心にしみた




麗「っ…」




葵「麗は葵が愛するんよ、葵だけじゃ足りん…?」




麗「んーん、葵だけで充分、葵だけがいいっ…」




葵「うん、たくさん愛すな」




麗「んっ」




おかあさんて何か知らないけど





知らなくてもいいやって




葵だけ知っていたら



それだけで充分だって思ったんだ


‐‐‐‐‐‐‐‐‐

勢いで書いたから感情の羅列でごちゃごちゃすまぬ。
昼休憩終えたらまた仕事頑張ってくるんる!


2012/04/02(Mon) 13:02

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