「Suck-A-Rocka」Works
□友達へ
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夏の終わりの狂乱の最中、同じような気分のヤツを見つける。
周りに気遣いつつもふと冷静になった時にきっと僕と同じ気分になったんだと思う。
僕達小さな渦の中でぐるぐる回っている。
その違和感。
瞬間の狂乱も悪くはないけど、それは根本的な解決には到らないから。
その事にキミは気づいているけど、僕達の最も敏感な10代は十の昔。
キミは半分諦めた様子で渦の中。
でも僕達腐るにはまだ少し早いから、ほんの一歩踏み出さないか?
渦は道を見つけた初期衝動よりも小さく、僕はそれをまだ忘れちゃいないから。
道こそ違えど、志す心は同じ。
僕は少しづつ歩いて行こうと思う。
渦の中で回り疲れた友人に、この文を捧げようと思います。