平凡Ａと平凡Ｂの非平凡物語
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面白い玩具を見つけた｡
平凡な顔立ち…あんな場面じゃなきゃ目につかなかった見つけなかった｡
「お前…機嫌がいいな…」
『えー…そう？』
そんな顔には出てないようにしてたんだけどなぁ…と呟く｡
『でも…そんな望だって機嫌がいいじゃん♪』
「まぁな…」
本当珍しい…
望がこんな楽しそうにしてるなんて…
『そんなにあの平凡君が気に入ったのぉ？』
ニコニコと笑いながら問い掛ける｡
「…あれは俺のだからな…取るなよ？」
本当珍しい…あの望が独占欲を持つなんて…｡
本当…面白いなぁ｡
あの子といい…その友達といい…
『大丈夫だよん♪俺もあの子１人で手一杯だから♪』
ニコッと笑い望を安心させる｡
『だからぁ…望も取っちゃ駄目だよ？』
俺の玩具♪
そう笑いながら言い放つとあの平凡が可哀相だな…と呟かれた｡
本当失礼しちゃうよねぇ♪
自分だっていつも抱いてポイッなのに｡
『さぁて…君は何処まで楽しませてくれる？』
いつも傍観者な君がその中心に来た時…君はどんな行動にでる？
『楽しみだな♪』
悪趣味だな…と望が呟いたのは軽く無視した｡