平凡Aと平凡Bの非平凡物語

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うーん…この人もう一人美形…ビー様とよくつるんでいるのは知ってんだけどな…俺個人的に…会ったような…無いような…

「思い出せないのぉ?」
『いや…もうちょっとで思い出せるような出せないような…』
「じゃあ…ヒントあげよっかぁ?」

ニコニコと笑いながらいう篠月様。

いやいやいや…もうこれ以上麗しいそのお顔を近付けないでください。

なんか色々危ない気がするから。

「ヒントはねぇ…路地裏…だよぉ?」

路地裏って…何て恐ろしいキーワード…そんなの身に覚えが…んっ?ん?何か忘れるような気がする。

「ヒントにぃ…昨日の事だよぉ?」

昨日の路地裏………って…あっ!!

「やっと思い出したぁ?」

コクコクと頷く。
…思い出したくなかったけど…
一生封印しときたかった出来事だけど…

『あの絡まれてボコボコにしていたのって篠月様だったんですね…』
「やっぱ見てたんだねぇ?」

そうそれは昨日…友人であるハチと別れた後、起こった出来事だった。

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