立海s
□帰り際の不意打ち
2ページ/4ページ
あれ?
おかしいな?
なにがおかしいって?
私は、今まで幸村くんと話した
回数なんて、片手で数えられる位だ
なのに…
「名前、本屋寄っていい?」
『……お好きにどうぞ…。』
な ぜ だ !!
なぜ…
幸村くんはこんなに私と
親しくするんだ!!
フレンドリーなのは素晴らしいが
度が過ぎてるよ!!
あれか!?
ファンの方々への生け贄か…!?
私を生け贄にしてファンの方々から
逃げようって考えか!?
そうだとしたら私、フルボッコ決定だよ!! 登校拒否しますよ!?
「そんな訳ないじゃん」
『え゛…?』
「生け贄だなんて物騒な〜
あと登校拒否したら俺、名前の
事引っ張ってでも学校行くよ?」
ハハッ といって幸村くんは笑った
笑顔が素敵な事
綺麗な王子様スマイルですね
ってそんな事より!!
私の心の中読まれちゃってるよ!!
ナンナンダ!?
読心術!? エスパー!?
それより、引っ張っても行くって…
横暴ですよ(泣)!!
「俺がエスパーな訳ないじゃん
本当に名前は面白いね^^
それと、横暴なんかじゃないよ?
友達想いなだけ」
プライバシーってなんですか…?
え?
プライバシーは醤油かけて食べたって?
馬鹿野郎…
醤油じゃなくてソースだろ←え
.