男夢
□自分の誕生日を忘れてるヤツほど実は覚えてる
1ページ/1ページ
注)銀魂、銀さん誕ネタです。
「おい、銀時。たしか、今日はお前の誕生日ではなかったか?」
『あ?あー…そういやそうだな。
でもこの歳になって誕生日パーチーなんてやらねぇぞ。俺は。』
「では・・・なんだ?その「今日の主役!」って書いてある見るからに100均で買ってきましたよ〜って雰囲気をかもしだすタスキは。」
『あぁ?知らねーよそんなもん。水筒じゃね?』
「そんなわけなかろうがァァア!」
『うるっせーなぁ、耳元で叫ぶなや。どちらかと言うとささやかれる方が好きだ』
「そんなことは聞いておらん。…それより、お誕生日プレゼントを持ってきておらんのだが・・・」
『ハァ!? 意味わかんねぇよお前ー!自分から俺誕生日とか言っといてプレゼントなしとかちょー萎えるんですけどー!
いまどきの小学生だって誕生日パーチーには持ってくるよ!プレゼント!』
「すまないな。お詫びと言ってはなんだが・・・」
ちゅっ
『・・・!?』
「これでプレゼントのことはなかったことにしてくれないか」
『おおおおおおおい…お、おま、おまままま…』
「おままごと?何、プレゼントはおままごとがよかったのか」
『なななな、何を…』
「ナニ!? ナニだと!? ナニを握れというのではあるまいな!?」
『なァァァにしてくれてんじゃボケェェェェェェエエェェェエ!!!!』
そのあと、ヅラは銀時の通報により新撰組にとうとう捕まったという。
-----end
銀さん誕生日おめでとう!