僕たちの行方─1─ 〜仲間〜

□世界樹と世界樹
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ユリアと、旅を続けて、二日経った。
                   「あの〜、名前をまだ、聞いていないので、教えてくれませんか?」
                   と、ユリアが、言うと、なみは、ニコッと笑って…
                   「僕は、なみ!宜しく!!……おーい!ゆめー、ありさー!!」
                   「何だよ〜もう、昼寝しようと思ったのに〜」
                   「なに?」
                   ゆめと、ありさが、歩いて、こちらに、向かって、来た。
                   「あのさぁー、よく考えたらさ、まだユリアに、自己紹介してないでしょ?……だからさぁ、ユリアに、自己紹介しよ?」
                   なみに言われ、ゆめは、(あぁ)と、思った。
                   「オラは、ゆめ、宜しくな!……ユリア!」
                   「私は、ありさ、宜しくね?ユリア」
                   ゆめと、ありさが自己紹介を終えた。……すると、ユリアは、ポロポロと、涙を流しながら、笑って言った。
                   「はい!こちらこそ宜しくお願いします!」
                   「お、おい…泣くなよぉ…てか…なんで泣くんだよぉ〜」
                   ゆめは、頭を、ポリポリと、かく。
                   「ところで、ユリア」
                   「何ですか?」
                   ユリアは、涙を、拭って、言った。
                   「あのさぁー、僕が、世界樹って言ったけど、世界樹って、なに?」
                   なみに、聞かれると、ユリアは、少し、寂しそうに、言った。
                   「世界樹とは、一つの、世界の中心のことです…そして、世界樹は、世界と、世界との、繋がりでも、あったんです…けど、それを悪用するものが、出てきて、それで、世界樹が、怒り、私たちが生まれたんです」
                   ユリアが、説明をし終わると、なみは、
                   「じゃあ、世界樹は?……その世界の人達は?」
                   「もちろん、崩壊しました…もちろん、その世界の人達も…」
                   ユリアは、泣きそうに、なりながらも、答えた。
                   ─────────end─────────
 

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