シド
□香る過去〜紫陽花〜
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二人きりの時間。
僕にとって最も幸せを感じられる時間。
でも僕より年上の彼女は…
「ごめん、急用が…」
そう言って僕の部屋を去る。
何時もの事だ。
気にしなくていい。
自分に言い聞かせ、我慢をし続けて…。
大好きだから必死になって彼女に合わせた。
なのに……
…―――別れは突然やってきた。
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