小話
□約束の場所で。(序章)
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始まりは赤だった。
自分がいつ
自分になったのかは
知らないけれど
気づいた時には一人
燃え上がる火の粉と溶岩の中でも
自分が死なない体だと理解した。
次に目がさめたのは
外光が差したとき
真っ暗でゴツゴツした岩の割れ目から
僕は
色鮮やかな
外の世界を知ることとなるー・・・
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ｶｽﾀﾏｲｽﾞ
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