short◇tennis

□過去の拍手作品
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あたしは今3年1組の教室にいる。
そして、R陣と共に勉強会をしている。
そう…夏休みの宿題を。


『手塚、ここどうやってするの?』

あたしは手塚に
数学のわからないところを質問した。


「ここは簡単だ。こうして…」

『あ〜!そうゆうことかっ』

「…ん?手塚、ここ少し違うよ」

『え?』

あたしが手塚に質問すると、
違う声が聞こえてきた。
その方を見ると不二がいた。


「あぁ…すまない、ここは3.712だ。ありがとう、不二」

「うん、気にしないで」

『手塚に不二、ありがとね。…何か付いてけないな〜…』

あたしは手塚たちにお礼を言って
自分の脳の無さに落ち込んでいると、
乾が口をはさんできた。


「そんなとこもわからないのか…俺なら朝飯前だがな」

「先輩、バカっすね」

『うるさいな〜…乾は賢いからいいじゃん…て、チビは学年が違うだろーよ』

「まぁまぁ…みんな教え合ってやろうじゃないか」

「そうだよ、協力しようよ。それと、みんな勉強中なんだから、少しは静かにな」

あたしと乾とリョーマが
口喧嘩をしそうになると、
大石とタカさんがそれを止めてきた。


「大石〜、英語わからな〜い」

「英二、どうした?英語なら任せろ!」

大石はそう言って
英二の座っている席に向かった。


『別に勉強できなくったっていいもん。賢い彼氏つくって教えてもらうから』

「そうやって浮かれてばかりいると、高校に受からないぞ」

「そーっすよ。高校行けないとかバカすぎ」

『うっさいなー!妄想ぐらい語ってもいーでしょ!?(←)第一、チビは宿題やってこいよ!一年生グループに戻れ!』

「俺、終わったし」

『チッ……そんじゃあ桃たちのとこに行きなよ、チビは邪魔だから』

あたしがそう言うとリョーマは
「あの二人はあーだから」と言って
2年生組を指差した。


この答えはコレだろーよぉ!!

ざけんな!こっちだろ!!


『…………またケンカ?』

あたしはため息をついた。
すると、桃はこちらを向いて
全く距離は離れていないのに、
大きく手を振った。


「乾せんぱーい!コレの答えってなんすか!?」

呼ばれた乾は、スタスタと
桃たちのとこの席まで歩いて行った。


「ん?どれ、………」

「コレっす」

「………この答えは海堂が合ってるな」

えぇ〜!俺、脳みそ絞って考えたのによぉ〜!悔しいなぁ、悔しいよ!」

「フシュ―…」


『……何か頼られる先輩いいな……』

「俺が基礎から教えてやろうか?」

あたしがぶつぶつ言ってたら
リョーマがそっぽを向いてそう言ってきた。


『え〜…年下に教えてもらうの?……てか、何でずっとあたしのとこいるの?』

あたしはずっと傍にいる
リョーマに問い掛けてみた。
すると、リョーマはいつも被っている
帽子のつばを少し下げて
「先輩がバカだから心配なだけ」
とつぶやいた。


『……バカは余計だから』

「あ、」

『な、何?』

すると、リョーマはあたしの方を見て
「それと、先輩が好きだから」と言った。


『んぇ………』

「先輩は?」

『……な、んでもいーけど……じゃあ基礎から教えてよ…っ』

「フッ…素直になればいーのに…んじゃ、1年から復習っすね」

『うるさいわ、チビ…教科書持ってきて』

「…つか、俺のことチビってゆーけど、あんま変わ…『あたしも好きだからっ!早く取ってきて!』……それ反則」

リョーマはそう言って
教科書を取りに行った。

その後はみっちり勉強を
叩き込まれましたとさ。




(チビってそんなに賢いの?参りますわ…)
(先輩がバカなんじゃないの?)
(うっさいわ!)
(嘘。冗談通じないの?可愛くないっすね)
(黙れ、)(それも嘘)






あとがき



かなりgdgd(;_;)乙。
それと、こんな文ですみませんorz
これに関しては、苦情をどうぞ。←

ほんとに駄文、すみませんでした!




end◇◇
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