‡僕の悲鳴‡

□†Y†
3ページ/7ページ

‡屋上‡

真夜中の屋上о

「君の生きる意味は何?」
アナタはそう僕に問い
答えも聞かずに
真っ黒の空に
飛び立ってしまったо

あの時のアナタの顔は
美しい笑顔だったо
きっと
この汚れた世界から
逃げるコトが出来たから
幸せだったんでしょ?
アナタには恐れなんて
無かったо

未だに僕は
アナタの問いに答えを
見つけられずにいるよо
きっと
アナタの答えが
1番正しいよо
「生きる意味なんて無い」
きっと
アナタの答えが
1番正しいよо

ねェ僕もアナタの元に
行きたいよо

冷たいアナタの顔から
幸せが滲み出てたよо
だから僕も
そっちに行きたいなо

選択して
生まれたんじゃないо
だからせめて
「死」くらい自分の意志で
決めさせてо

アナタの消えた
あの屋上に
僕は今立っているо
あぁ アナタ
僕を
迎えに来てくれたんだねо

さぁ 僕の背中を
おしてо

「君の生きる意味は何?」
僕は世界にそう問いかけて
此処から飛び立つよо

アナタと一緒に
「お星様」になるんだо

バイバイ‥‥‥о
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ